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【第20話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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【第1話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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本編
ちなみに合気道以外にも、
空手や柔道も
少しずつたしなみ始めている。
護身術をもっと身につけて、
ゆくゆくは指導者になりたいと
思っているのだ。
ジン「キョウカのお陰で、
学校から誤解されずに済んだよ、
ありがとう」
キョウカ「私、本当の事を言っただけだよ。
それに、あの時の恩返し。
ちょっとは返せたかなぁ?」
ジン「恩返し?」
キョウカ「忘れてるね、
というか、私の事が分からない感じ?
昔ね、コスプレのイベント会場で、
ヤンキー系の人に絡まれていたんだけど。
ジン君が助けてくれたんだよ、
ここはいいから逃げてって」
ジン「ええええ!?」
キョウカ「見た目が変わったから、
分かんないのも仕方ないかな。
あの時は私、もっと太ってたからね。
あっち行ってろデブスとか言われてて」
ジン「えええええええ!?」
あの!?
あの時の彼女か?ぽっちゃり系だった子。
はえー。女の子って変われば変わるんだなぁ。
俺より大変身してるよ。
キョウカ「あの時から、ね。
私、ジン君が」
こ、こく、告白!?
おわああああ!
心臓ばくばくしてきちゃったよ、俺。
護身術を学んだ甲斐があったなぁ。
もっと頑張ろう。
テンションマックスまで上がり切った、
俺なのだった。