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本編

父にがっつり念を押され、

さすがのアツミさんも観念したらしい。

がっくりうなだれた。

 

 

ぼそぼそと、小声で恨み言を

言い始めているのが聞こえてきた。

 

 

アツミ「父親が本職ならそうだと、

もっと早く言ってよ」

アスカ「ん?何?」

 

 

アツミ「な、何でもありません!

通報っていうから、

てっきり警察だとばかり思って」

 

 

アスカ「誰も警察に通報とは言ってないよね?

しかるべきところに通報とは言ったけど。

極道のなりすまし疑いなんだもん、

本職事務所という、

しかるべき場所に通報したまでよ」

 

 

私が言うと、今度こそアツミさんは沈黙した。

両親の傍では、問題児のシュウト君が

ぷるぷる震えている。

 

 

子供には刺激が強かったかもしれないけど、

これだけ強烈な体験をしたら、

いい勉強にはなっただろう。

まずまずの結果に、私は満足した。

 

 

その後。

アツミ旦那さんが改めて、

一人で謝罪に我が家を訪れた。

 

私達が無理難題を吹っ掛けてきて、

困らされているので、

地方の劇団で役者をやっているという旦那さんに

極道のふりをお願いしたいと言われた。

彼はそう語り、しっかり謝罪した。

 

 

アツミ夫「妻とは離婚の予定です、

もう実家に帰しました。

私はこの地方ではそれなりの役者なんですが、

まだ大した収入は無くて。

 

幸い実家がまぁまぁ裕福ですので、

両親に相談して、

立て替えて修理代をお支払いします」

 

 

アスカ「ご主人も災難でしたね。

ただ、いくら奥様とはいえ、

もう少し話をよく聞いた方が

良かったと思いますよ」