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【第17話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…

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【第16話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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【第1話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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本編

キョウカ「ちょっと、離して!」

タクオ「何で?美人だって褒めてるじゃんよ」

キョウカ「褒めてくれなくていいから!」

 

 

タクオ「褒められたら嬉しいじゃん?

俺なら、美人にイケメンとか言われたら、

ソッコーで惚れるわ」

 

 

タクオがキョウカの肩を抱き寄せ、

周囲の男連中がげらげら大笑いした。

この人数じゃ、文化系サークルメンバーの方が

多少は多くても、手を出しにくいのだろう。

 

みんな困っている様子だ。

さらに、タクオは俺をチラチラ。

挑発しているつもりらしい。

 

 

ジン「止めておきませんか?」

 

まずは礼儀正しく対処してみる。

きっと無駄だろうけれど。

 

 

タクオ「何だ、腰抜け。

ビビってやがるぜ、

昨日はあんなに

生意気だったくせによう」

 

ジン「ひょっとして

敬語が分からない?

じゃあ分かりやすく言う。

止めろよ」

 

 

かつて、コスプレイベント会場でも、

ヤカラに絡まれたコスプレ女子を

助けようとしたっけな。

 

 

その時と全く同じセリフを、

俺は口にした。

違っているのは、

当時と今とでは、

自信が段違いということ。

キョウカがはっと表情を変えた。

 

 

キョウカ「ジ、ジン君っ!」

タクオ「おーおー、

正義のヒーロー登場か?

変身するか?

 

 

お得意のコスプレで、

仮面何とかにでもなってみるか?

しょせんはコスプレだけどなぁ」

 

 

タクオが下品に笑うと、

他の連中も続々と笑い声をあげた。

一人が「録画しちゃるわ。

ネットにアップな」という。

周囲は爆笑に変わった。