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【第13話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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本編
タクオ「友達が見学したいってさ」
チャラ男を2人も引き連れて部室に入ると、
みんなの嫌がる様子などお構いなしに騒ぎ始める。
クラブで流されているような曲を流し、
踊ってみたり。カラオケみたいに歌ったり。
ジン「何なんだ、あいつら」
そういうのはやめろ、
うちのサークルの趣旨じゃない。
俺は何度か申し入れたが、
タクオと友人たちは総スルーだった。
タクオ「うぜぇな、おまえ。1年だろ?
俺とタメじゃん。なんで指図してるわけ?」
ジン「指図じゃないですね、これはお願いです」
できるだけ穏便にを心掛けて、
俺は説得を試みた。
もちろん、タクオは最初から俺を見下していて、
話を聞く気は全くない様子だった。
タクオ「ばぁーか!あのな?
俺はこう見えて、ケンカ強いんだよ。
高校んときはやんちゃしててよぅ?
おまえみたいなの、本当なら
口もきけないんだよ、この俺にはよ」
ジン「ああ、そうですか。
それは分かりましたが、部室で
無茶をしていい理由にはなりませんよね。
ここはコスプレ文化を研究するサークルで、
歌って踊って大騒ぎという活動はしてません。
みんなの迷惑だから、やめろと言ってるんだ」
タクオ「うっせーんだよ、地味男の分際で」