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【第12話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 リーダー「コスプレイヤー希望だそうだ。 最近こっちの方面に興味を持つように なったそうなので、みんな指導よろしく」 タクオ「こないだ、イベント行ったんスよ。 コスプレいいですよねぇ」...
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本編
キョウカ「似合うかどうかも大事だけど、
コスプレって、キャラ愛の表現なのね
私はそう思ってる。
自分が好きで、表現したいキャラだと
思うからこそ、頑張るの。
よく知らないキャラには、
そこまで情熱持てないよ」
タクオ「そういうの、いいからさ。
見たいんだよ、この格好してるキョウカちゃん」
全然、話がかみ合ってない。
正直なところ、タクオはアニメファンでも
コスプレイヤー志願者でもない。
きわどい恰好の女性を見たい、それだけだ。
はっきり言えば、ただのスケベ野郎。
俺の決めつけだけどな。
たぶん、いやきっと合ってる。
この時は、リーダーが間に割って入って、
キョウカをかばってくれたので、
これ以上の騒ぎにはならなかった。
しかしタクオめ、けっこう執念深い。
隙あらば彼女に近寄って
タクオ「じゃこれは?」
「これなんかおしゃれじゃん?」
盛んに口説いている。
キョウカは一切相手にしなかったが。
そのうち、諦めたのだろうか。
キョウカにしつこく絡む事は
しなくなったが、その代わり、
友達を連れてくるようになった。