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【第16話】夫が私にプロポーズしたのは親の指図だった!→真実を知り家を出ようとした瞬間…

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【第1話】夫が私にプロポーズしたのは親の指図だった!→真実を知り家を出ようとした瞬間…
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本編

ヒロヤ「俺の実家は田舎だから」

 

スカコ「あんたの実家は

治外法権か!

どんな田舎だろうと、

日本国内でしょうが!

日本の民法に従うのが筋なの!」

 

ヒロヤを怒鳴りつけてみたものの、

何だか分かってない感じがする。

暖簾に腕押しって感じだ。

この一件は、確かに私の実家を

巻き込んでしまい、最終的には、

私の父が詫びを入れるという、

私にとってはたいへん

不本意な結末になった。

 

スカコ父「おまえにも、

思うところはあるだろうが、

結婚したからには我慢も大事だ。

おまえがしたくてした結婚だろう?

こんなに早々と、投げ出すのは

許さない」

 

父にも叱られ、ほんとに

腹立たしいかぎり。

不本意極まりない事に、

両親付き添いで、義実家に

頭を下げに行かされた。

地獄の3年の始まりだった。

 

義母「スカコ!

さっさと風呂沸かせ!」

 

義母「晩の支度は⁉︎」

 

義母「部屋の掃除が済んだら、

庭の手入れ!

怠けるんじゃない、嫁の分際で!」

 

いわゆる帰省シーズンには、

滅私奉公を求められた。

少しでも義母の気に入らなければ、

お尻をつねられたり、

蹴飛ばされたり。

 

冬でも、お湯を使って食器洗いは

禁止、風呂もガスを止められて、

ろくにシャワーも使えない。

あからさまな嫁いびりを、

ヒロヤの目前でも平気でやるし、

また彼も見て見ぬふりをした。