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【第1話】ママ友の息子が夫の高級車をボロボロに!修理代を請求すると…
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本編

ユウジは、一人娘のミコを

可愛がっている。

事も有ろうにブス呼ばわりされたと

聞いたら心中穏やかならず。

 

あの親子の家に乗り込んで

行きたい気分だろう。

 

ユウジ「気晴らしに、

土曜日にはドライブ行こうか」

 

ミコ「うん、行く!

パパのお車に乗りたい!」

 

ユウジ「よーし、パパちょっと

張り切っちゃおうかな。

いつもより遠くに行ってみよう」

 

ミコ「やったぁ!」

 

ユウジは我慢しているようだ。

まぁ、ね。

ちょっとした事情があるからね、

あんまり無茶はできない。

その代わりという感じで、

ドライブを提案してくれた。

 

ユウジは家庭を大事にする

タイプで、子煩悩な人だ。

趣味と言えば車。

私にはよく分からないのだけど、

クラシックカーが好きなのだと

言う。結婚前に、力説していたのを

今でも覚えている。

 

ユウジ「俺は酒もたばこも

ギャンブルも、言うまでもないが

女性関係も、一切やらない。

クリーンな男だよ。

ただ、これだけはアスカに

分かっておいて欲しい趣味がある」

 

アスカ「え、何?人に言えない

趣味とかじゃないよ、ね?」

 

ユウジ「違う違う。車、

それも1960年代から

1980年代にかけての、

歴史に残る名車が好きなんだ」

 

アスカ「古い車が趣味なの?

改造車が欲しいとかじゃなくて?」

 

ユウジ「うん、俺にとっては今の

高級外車より、断然古い車がいい。

夢はイギリスの、1964年代に

発表された、ジャガーEタイプ

オーナーになる事」