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【第3話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…

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【第2話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
前回の内容はこちら▼ こちらもおすすめ▼ 本編 そいつは、元々はあんまりアニメに 興味が無いやつだったんだが、 最近はハマった作品があるとかで、 コスプレイベントに来たいと 言い出した。長く格闘技を やっている男友達だ。 恥ずかしいけれど、...

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【第1話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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本編

男A「あぁ!?」

 

男B「何だコラ!

オタクの出る幕じゃねえんだよ、

このひょろひょろ野郎」

 

ヤカラ連中は、俺をギロリと睨み

つけたうえ、胸倉まで掴んできた。

がっつりと締め上げられ、

俺より筋肉もりもりな腕の盛り

上がりっぷりを見て、

心底から後悔。

 

ジン(やべぇ。だめだこれ、

ボコられコースだ)

 

大人しくしていれば、

2~3発で済むかな。

とか何とか、情けない事が

頭の隅に沸いてきた。

 

いやいや、待て待て。

殴られるのは仕方ないとして、

それでも女の子たちを

助けるための役には立てる。

 

ジン「君たち、すぐ逃げて!

ここはいいから、

安全なとこまで逃げて!」

 

シャツの襟元を吊り上げられ

ながら、俺はコスプレ女子たちに

向かって精一杯の声をかけた。

でも、女の子は二人とも

おびえてしまっていて、

足が震えているようだ。

後ずさりもしないでいる。

 

ジン(やばいやばい、最悪だぁ!

これじゃ、俺はボコられて

女の子たちは連れて行かれる、

一番ダメダメなコースだ)

 

おーい、ギャラリー連中!

スマホいじってないで、

警備員を呼びに行ってくれ、

誰か一人でもいいから!

せめて叫んで助けを呼んでくれ!

 

ていうか、いっそ俺が

SOS出すか?