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本編

じいちゃんに凄まれて、

連中は厳しい労働環境へ

放り込まれたそうだ。

そして1年が経過した頃。

俺はすっかり忘れていたのだが、

後輩が泣きついてきて、

思い出した。

 

後輩「どうしましょう、

こんなの払えないです。

ホームページ見たくらいで、

登録料と有料会員の会費を

合計30万だなんて」

 

ジン「どっかで聞いた!

それ、どっかで聞いた話だ!」

 

詳しく説明させ、念のために

「問い合わせ先」へ連絡させた

ところ、ヤマノが出たという。

名前も変えずにまだやってるの

かよ、懲りない男だな。

 

さっそくじいちゃんに相談し、

後輩を使ってヤマノを

呼び寄せる事にした。

あいつ、また同じ手に

引っかかって、ほいほい姿を

現したというから、笑ってしまう。

 

ヤマノ「え?は!?

ゴ、ゴクスカ……組の、皆さん」

 

ゴウ「おぉヤマノか、

一年ぶりだな。ところでおまえ、

ゴクスカ組の幹部なんだって?

ほぉ?」

 

ヤマノ「あ、いや、

あのいや、違くて」

 

ゴウ「何がどう違う」

 

じいちゃんは、泣く子も黙るとは

この事かというくらい、凄んだ。

物陰でそっと様子を見ていた俺は

 

ジン(ほんっと、懲りねぇやつら)

 

つくづくとあきれたものだった。