※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第16話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…

前回の内容はこちら▼

【第15話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 冗談じゃないよ、今の私は 一応はタイガの彼女ポジション。 こんなの恥ずかしすぎて、 彼女と思われたくない。 何ならただの友だちも、 連れでもごめんだわ。 そう思っていたら、 男性が大...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…
こちらもおすすめ▼ 本編 タイガ「あ、あの!スカミさん、 俺と付き合ってくれる?」 ええええーっ!? 夢?これ、夢? 私、某国立大学の教養学部1年生 スカミは、今、人生初の 告白を受けている。 お相手は、学部で女子人気が ぶっちぎりのタイガ...

本編

仰天している彼をひきずりつつ、

店長やお客さんにはできるだけ

丁寧に頭を下げ、謝った。

そして外に出て

 

スカミ「おまえの方こそ、

恥かかせやがって!

何なの、あの態度は!

先にジュースを店員さんに

かけたの、おまえだよな!?

有り得ない、ほんとに

有り得ない!

おまえなんかの

彼女だなんて思われるの、

自害してご先祖様にお詫びする

レベルで恥ずかしい!」

 

一気にまくしたてた。

そのとたん、ぽかんとしていた

タイガが、何と泣き出した!

 

えええ!?

女性店員さんが泣いた時には、

鼻であしらってたくせに!?

 

泣き方がこれまた恥ずかしい

というか、大学生には見えない。

小学生みたいだ。

ついさっきまで、素敵な彼氏だと

浮かれていた気分は

きれいさっぱり、

木っ端みじんに砕け散った。

 

幻滅。一言表現すると幻滅。

あまりにもばかばかしくて

 

スカミ「別れるから。

二度と話しかけないで!」

 

私は彼に最後の言葉を

なげつけると、後は

全無視して家に帰った。

 

あーあ、こんな終わり方だなんて。

よりにもよって誕生日に。

がっかりだ。