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【第14話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 タイガ「うわぁ、うっぜぇ。 泣くなよなぁ。ていうか、 泣けばいいと思ってる? あんた接客に向いてねーわ、 辞めれば?」 女性店員「ごめん、なさい」 ああ、とうとう 泣き出してしまった...
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本編
冗談じゃないよ、今の私は
一応はタイガの彼女ポジション。
こんなの恥ずかしすぎて、
彼女と思われたくない。
何ならただの友だちも、
連れでもごめんだわ。
そう思っていたら、
男性が大慌てで姿を見せた。
店長らしい人だ。
事情がいまいちわかっていない
様子だけど、お客さんに失礼が
あったとは聞かされたようで、
平謝りだった。
店長「お客様、大変
失礼いたしました。
申し訳ありません。
ですが、他のお客様の
ご迷惑になりますので、
お話は外で伺わせて頂きたく」
タイガ「おう、あんたが
店長か。表出ろや」
タイガは横柄に顎をしゃくった。
チンピラ風味鬼増し状態で。
そして私を見て、再び謎の決め顔。
タイガ「待ってろ、スカミ。
今話をつける」
いやいやいや!
表で話しましょうって
言われたよね!?
なんで、タイガがドヤ顔しながら
表に出ろとか言ってるの?
話聞いてる?としか思えない。
あまりの恥ずかしさに、
私の頭はスパークしてしまった。
ついでに理性も。
気が付いたら、我慢の限界を
突破して、彼の胸倉を
わしづかみにしていた私。
スカミ「おまえ、いい加減にしろ!
表に出ろや、今すぐ!」
タイガ「ひっ!?」