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【第１５話】彼女父「挨拶が遅い！娘はもう妊娠4ヶ月だぞ！」→まだ知り合って1ヶ月だと伝えた結果…
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 マスミ母「あのう、ようこそ。 ええ、あなたが？娘の？」 マスミ「お母さん、お茶菓子 買ってくるの忘れちゃった！ 一緒に来て！」 マスミは母親の袖を引き、 俺と入れ替わるように家を出た...
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2024.02.11
本編
スカオ「確かに、マスミさんとは
結婚を前提にお付き合いを
させて頂いておりまして」
マスミ父「遅い！！」
また怒鳴られた。
何だか、企画書の提出が
遅れた時の上司みたいな。
思わず申し訳ありませんと
頭をさげそうになったのだが、
いやいや、待て待て。
おかしい。俺はこの人の
部下じゃないし、なんで
遅いとか言われるのか、
さっぱり分からない。
スカオ「ええと、
遅いと仰いますのは？」
マスミ父「結婚するつもり
なんだろう？どうしてもっと
早く挨拶に来ない！
こんな状況になってから、
のこのこ来るとは！」
スカオ「こんな状況？」
マスミ父「娘は、もう妊娠
４ヶ月だぞ！結婚式をするに
しても、今すぐとはいかない。
準備期間というものがある。
その間にお腹が目立つように
なるだろう！」
スカオ「に、妊娠、４ヶ月！？」
待て！
ちょっと待てーっ！！
俺はまだ、マスミと
知り合って１ヶ月だぞ？
しかもその、なんだ。
つまり、アレだ。
お子様をお迎えするような
状況になんか、なるわけがない。
まだなんだよ、まだ！
経緯をすっ飛ばして、
いきなり結果。
しかもかれこれ４ヶ月！
有り得ないだろう！！
