※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第14話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…

前回の内容はこちら▼

【第13話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 何が起きたのか 分からなかったらしい女性が、 ようやく立ち直って、 頭をさげたのに、 タイガは鼻であしらう姿勢を 見せた。 声も大きくて、周囲に聞こえて しまったか、少なくとも異変が...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…
こちらもおすすめ▼ 本編 タイガ「あ、あの!スカミさん、 俺と付き合ってくれる?」 ええええーっ!? 夢?これ、夢? 私、某国立大学の教養学部1年生 スカミは、今、人生初の 告白を受けている。 お相手は、学部で女子人気が ぶっちぎりのタイガ...

本編

タイガ「うわぁ、うっぜぇ。

泣くなよなぁ。ていうか、

泣けばいいと思ってる?

あんた接客に向いてねーわ、

辞めれば?」

 

女性店員「ごめん、なさい」

 

ああ、とうとう

泣き出してしまった。

しかしタイガは意にも介さず、

強気の態度を崩さない。

 

タイガ「あーあー、

もう、面倒くせーな。

おまえじゃ話にならねーよ、

さっさと店長呼んで来い」

 

女性店員「は、はい」

 

彼女は泣きながら

店の奥に向かっていく。

そこで、タイガは私を振り向いた。

キリっと、無駄に決め顔で。

 

タイガ「俺に任せて。

いま話をつけるから」

 

えええええ!?

いやいや、待って待って。

はっきり言って、ダサい!

何この茶番。やめて恥ずかしい。

気を失いそうなくらい恥ずかしい。

周囲のお客さんも、何かを

察したのか、くすくす笑い始めた。

 

そりゃそうだよ。

明らかに自分の意志で、

店員さんめがけてオレンジ

ジュース浴びせておいて。

接客がどうのこうの、

挙句には俺が話をつける

キリっとか。

 

私だって、無関係な

見物客なら笑うわ。