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【第9話】グリーン車の指定席に知らない大学生が!→妊婦の私から勝手に席を横取りし…

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【第8話】グリーン車の指定席に知らない大学生が!→妊婦の私から勝手に席を横取りし…
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【第1話】グリーン車の指定席に知らない大学生が!→妊婦の私から勝手に席を横取りし…
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本編

ヒロト「うっわぁ、

初めて見たー。

マジでいるんだなぁ、

お妊婦様って。

何?アテクシはお妊婦様なのよ、

労わりなさいよってかぁ?」

 

とてつもなく、

人を馬鹿にした物言いだった。

これでもかとばかりに見下している

のが、ひしひし伝わってくる。

誰がお妊婦様よ!

そりゃ確かに妊婦だけれど、

そうじゃない。論点は

そこじゃないわ!

 

スカコ「話を聞いてないんですね?

ここは、私が購入した席です。

いいですか?

グリーン車は全席指定、

座席は買うものなんです。」

 

スカコ「私はこの席に座る

権利を買っているので、

どいてくださいと言ってます。

妊婦云々じゃありません」

 

ヒロト「お妊婦様のうえに、

論破オタクかよー」

 

ヒロトの反応は、びっくり

するほどズレきっていた。

ヤツは、へらへらと

薄笑いを浮かべている。

 

ヒロト「あー、やだやだ。

女はすぐムキになるし、

ぎゃーぎゃー騒ぐし。

おまけに論破を気取るし、

ほんとやだねー」

 

スカコ「あなた、自分が

何を言ってるか、分かってます?」

 

ヒロト「分かってますぅ?

だってさー」

 

私の口真似をする、

それもかなり大げさに誇張して。

明らかに、人を馬鹿にする。

攻撃の意志が感じられた。