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【第6話】ランチ中に突然彼氏が店員にジュースをかけた!その理由が…
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本編
タイガ「ショッピングモールの
東側に、スカッと亭って
レストランがあるの、知ってる?」
スカミ「あ、知ってる!つい最近、
テレビで紹介されてたよね」
タイガ「旅行雑誌にも載ってたよ。
いい感じだよね、あそこ」
スカミ「行ってみたかったの!」
タイガ「良かった、
喜んでもらえたようだ」
地元では人気が出てきている、
評判の良いイタリアンレストラン
・スカッと亭でのディナー。
それが、彼の計画だったようだ。
嬉しかった。
大学生的には、軽く奮発したって
感じのお店で、手が届かない
わけじゃないけれど、
しょっちゅう行けるわけでもない。
何とも絶妙なチョイスだと思った。
いつもよりちょっとだけ、
おしゃれしてきて。
彼の言葉から、ファミレスみたいな
カジュアル系のお店ではないと
見当はついていた。
でも、スカッと亭は、
さすがに無いかなぁと思っていた
から、内心で飛び上がった。
私達は、いつもと違う、
大人の雰囲気が漂うイタリアン・
レストランのドアをくぐった。
店内には、感じの良い
クラシックのBGMが流れており、
見た目も良かった。
ただ、想定外にお客さんが
多かった。
店員「恐れ入ります、
順番にご案内しますので、
少々お待ちください」