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【第20話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…

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【第19話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 調べて貰った結果を聞いたとき、 職員の男性から 興信所職員「これは浮気じゃない ですね。まあ、内容は 浮気なんですが、もっとたちが悪い」 そう言われた。 実際、私は自分でも言ったよう...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…
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本編

カヨコ「せっかくだから、

写真撮るよ。後でプリントアウト

して、渡してあげる。

記念に持ってなよ、

本物は提出しちゃうんだし」

 

スマホで丁寧に、

写真を撮っておいてくれたのだ。

まぁ一種のコピーだ。

ナオミは目を皿のようにして、

書類を隅から隅まで確認し、

見事に般若と化した。

 

ケイキに抱かれていた

幼児を奪い返して

 

ナオミ「この署名、

あんたの字じゃないの!

とぼけても無駄よ、

私があんたの字を知らないとか、

ふざけた事を期待するんじゃない!」

 

怒鳴り声をあげ、ついでに

ヤツの頬を激しく平手打ち。

バシーンという音があがり、

浮気男は吹っ飛んだ。

 

床に倒れ込み

「ごめんなさい、出来心で」

とつぶやく。

ほんっとに情けない。

私はあれよあれよという間に冷めた。

冷めきった。

 

そこから話し合いに発展し、

ケイキの魂胆が分かった。

というか白状させられた。

大手商社勤務も、転勤も、

嘘じゃなかった。

 

実際は単身赴任で、

飲みに出かけたバーで私と知り合い、

男性経験が少ないとのうわさを

聞いて、ちょっかいを

出す気になったという。