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【第7話】彼女父「挨拶が遅い!娘はもう妊娠4ヶ月だぞ!」→まだ知り合って1ヶ月だと伝えた結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 シュント「ストレートに 聞いちゃいますけど、 先輩に彼女っています?」 スカオ「彼女!?」 シュント「ほら、先輩はまじめで、 就活も一番乗りで 内定とったじゃないですか。 釣り合いの...
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本編
事情を説明するよう促すと
シュント「真剣な交際を
望んでいる子がいるんですよ。
ちょっといろいろあったらしい
子で、詳しくは本人に
聞いて欲しいんですけど。
俺としては、スカオ先輩にぴったりな
いい子だと思うんですよね。
会ってみませんか?」
スカオ「なんで、
俺なんだよ。おまえは?」
シュント「その子の希望が、
きちんとした大手企業に勤める、
将来有望な真面目系男子だった
もんで。スカオ先輩は彼女の
理想だって、言ってました。
それに、俺には彼女がいますから」
スカオ「あ、そうなんだ」
シュント「この条件にばっちり
合うの、先輩だけなんですよね。
どうでしょう?付き合えとまでは
言いませんよ、軽く飲みに
行く程度でOKです。
まぁ合コンみたいな
もんだと思ってもらえれば。」
シュントの誘い文句は、
俺にとって、断りようがないほど
魅力的なものだった。
ついさっきまで、
ろくなもんじゃないとか何とか、
いろいろ考えていたのに、
もうそんなのどうでもよかった。
スカオ「飲み会はいつだ?」
シュント「先輩さえ良ければ、
週末どうですか?
彼女の方はいつでもOKです」
スカオ「分かった、じゃあ週末な」
金曜日の夜8時、駅前で。
一瞬で話はまとまった。