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本編
数日後……タカウマ亭さんから
電話がかかってきた。
いつもの仕入れ担当者さんからではなく、
なぜかワルミさんからだった…
ワルミ「もしもし〜?スカコさ〜ん?」
スカコ「あ、ワルミさん!
いつもお世話になっております!
今日は何か…急なご用でもございましたか?」
ワルミ「あのね〜、急で申し訳ないんだけど、
いつものお肉、ちょっと多めに
注文したいのよ〜!」
スカコ「それはどうも、
ありがとうございます!
で…多めというのは、
どれくらいでしょうか?」
ワルミ「そうね〜…とりあえず
1,000万円分、お願いできるかしら〜?」
スカコ「えっ………」
私はあまりにも予想外の金額に、
一瞬言葉を失った。
スカコ「い、1,000万円分…
ですか……?!?
それはまた……どういう……」
ワルミ「それがね〜!スッゴイ上客が
転がり込んで来たのよ〜!!www
しかも大人数!!SKTホールディングス
って大企業なんだけど、
スカコさんも名前くらいは
聞いた事あるでしょ〜?」
スカコ「え、あぁ…はい。知ってます」
ワルミ「そこの専務さんが、
さっきいきなりウチに来てね、
団体でウチを貸し切りたいって
言うのよ〜!!www
なんでも、毎年こっちに
社員旅行に来てるらしくてね〜、
その中に、タカウマ亭の食事を
組み込みたいんですって〜!!www」
ワルミさんはすっかり
舞い上がっている様子で、
笑いが止まらないといった感じだった。