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【第14話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…

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【第1話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…
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本編

ケイキは残業だとのことで、

午後10時を回っても

まだ帰って来ない。

このままでは、明日の出発に

準備が間に合わなく

なるんじゃないだろうか?

そんな不安も覚えていた。

 

いつもは「俺が自分でやるから」と、

準備の手伝いを断られる。

でも、今日は帰りが遅い。

出張前夜はだいたい午後8時には

帰ってきて、専用のように

なっている出張カバンに

いろいろ詰め込む姿を見るのだけど。

 

おせっかいは重々承知ながら、

心配になっていた。

 

スカコ「ケイキ、大丈夫かな。

私でも分かるかな」

 

思い出してみる。

下着や私服を詰めていたなぁ、確か。

仕事に関係ありそうな書類とかは、

別のカバンに入れているのか、

それとも必要ないのか、

見た事がない。

 

単に下着、服や靴下なら、

私でも分かるかもしれない。

代わりに作業しておいてあげようか。

軽い気持ちでクローゼットをあけた。

夫婦で住んでいるマンションは、

独身時代から私が一人暮らしを

していた部屋だ。

 

ケイキが一緒に住むようになって、

荷物を少し整理、

彼用のスペースを作った。

その部分に、出張用カバンが

あるのは知っている。

 

スカコ「何でこんなに

奥に置いているのよ」