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【第13話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…

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【第12話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカミ「た、助けてください! なんか、コンビニで万引きしたって 変な疑いをかけられて。 ボディチェックするとか言われて!」 警官A「なに、共犯?」 女性が若くて細身の美人だと 確認し...

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【第1話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
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本編

スカミ「それはそうと、

お兄ちゃん、なんでここに?」

 

シュウゴ「おまえ、

コンビニ行ったんだろ?

リモート飲み会中に、

席を立ったまま帰って来ないって、

おまえの友達が心配してたぞ。」

 

シュウゴ「俺は実家でメシ食って、

おまえにも声くらいかけようかと

思って部屋覗いたらいねーんだもん。

おまえの友達は、コンビニに行った、

もう30分くらい経つって

騒いでるし。コンビニって言ったら、

ここしかないじゃん」

 

スカミ「様子見に来てくれたんだ」

 

シュウゴ「いや、キョウカと

約束してたから」

 

兄は冷たく言った。

がくっときたのだけど、

キョウカさんが笑った。

 

キョウカ「嘘つきー。

シュウゴね、すごい心配してたのよ。

妹が買い物に行ったきり

帰って来ないって。待ち合わせを

コンビニに変えてくれって」

 

シュウゴ「そこ、ばらさない」

 

今までとは打って変わって、

明るい兄と彼女さん的な女性の

やりとりが聞こえ、

私は心底ほっとした。

独身だと言い張っていた兄が、

実は彼女持ちだったという

裏切りについては、

この際は見て見ぬふりをしておく。

それより、この不良警官どもを

何とかする方が先だわ。