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【第8話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…

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【第7話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 警官A「ははぁ、こりゃあれだ。 酔っぱらって、買ったのか盗んだ のか、分からなくなってるんじゃ ないですかねえ」 もはや言いがかりだった。 冗談じゃない。 そんなの、屁理屈にもなって...

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【第1話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
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本編

警官A「じゃあ、そのバッグの中、

見せてくれる?」

 

急に馴れ馴れしい言葉遣いになった。

え?バッグ?レシートじゃなくて?

 

スカミ「何でですか。

何も悪い事してないって、

言ってるじゃないですか。

何でバッグなんですか」

 

警官A「あのさぁ。

こっちも仕事でやってるんだよね。

ごちゃごちゃ言ってないで、

さっさと見せてよ。

悪い事してないんでしょ?

ならバッグの中身を見せるくらい、

どうってことないよね?」

 

警官B「あんまり抵抗するなら、

公務執行妨害になるよ?

こっちもそんなに大事にする気は

ないんだよね、ただ確認させて

くれればいいんだよ。

なに?見せられない事情でもあるの?

こりゃやっぱりあれか?盗んだものを

隠してるってあれかな?」

 

話が通じない!

私は怖くなって、

バッグを抱え込んだ。

それが悪かったみたいだ。

 

警官A「あーあー、ガチで

隠そうとしちゃったねえ」

 

警官B「つまり、そういう事だ」

 

ますます疑いを強められてしまった。

でも!こっちだって、

この連中が疑わしい。

もうあれこれ言ってられない。

 

スカミ「警察手帳を見せて!

ちゃんと警官だという

証拠を提示して!」

 

とりあえず、彼らの身分を

確認しようと思った。

ためらっていたのは、偽物なら

この要求が切り札になるだろう

けれど、もし本物だったら。

いよいよしつこくされる

可能性があるという点だった。

 

とはいえ、身分証の提示を求めれば、

怯むかもしれない。

そうも思っていた。