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【第5話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…

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【第4話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 でも私も30代。 いい加減にしなければ。 そんな気分もあって、 連絡を取り合うようになった。 カヨコ「どうよ最近は? 久々の彼氏、楽しんでる?」 スカコ「やだなぁ、 まだ彼氏ってわけ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】興信所に夫の浮気調査を依頼「これは浮気じゃない…」夫の驚愕の正体とは…
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本編

スカコ「乗り気かどうかは

わからないよ。誰から聞いたの」

 

カヨコ「本人から」

 

カヨコは楽しそうに笑い、

私の方はあ然。お口ぱっかん状態で、

目も大きく見開かれたと思う。

 

スカコ「本人!?」

 

カヨコ「そうよ、ケイキさんが

言ってたの。スカコさんって

独身かなぁ。俺、ああいう物静かな

タイプって好きなんだよなぁ」

 

スカコ「待って待って待って!」

 

カヨコ「私を待たせてどうするのよ。

私は、彼が言ってた事をそのまま、

スカコに伝えてるんだけど?」

 

またもや、にっこり。

えええ!?ケイキさんが、

私を好きなタイプだって!?

驚いた。

彼はいかにも爽やかイケメンで、

彼女がいないなんて

信じられない雰囲気の男性だ。

 

結構大手の商社に勤めていて、

最近こちらの支社へ転勤に

なったとは聞いている。

前の居住地に彼女を残してきて、

今は遠距離恋愛中だと言われても、

納得できてしまう感じ。

 

そのケイキさん、私が独身か

どうか気にしている!?

胸が物凄い勢いでどきどきし始めた。

 

スカコ「か、からかわれてるんじゃ

ない?」

 

カヨコ「そんな悪趣味な

人には見えないけどねえ。

何度もご飯に行ってる本人として、

からかわれてる気がする?」

 

スカコ「……しない」