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【第12話】リビングに謎の盗聴器が…娘の作戦で迫真の演技してみた結果w
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 娘と二人で頭を悩ませていたら、 ふいにアカリが「ひらめいた」 という顔をした。 またしてもカフェで作戦会議を するという。まぁ、筆談では 話がなかなか進まないからね。 二人で家を出て...
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【第1話】リビングに謎の盗聴器が…娘の作戦で迫真の演技してみた結果w
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本編
アスカ「この浮気者ぉ!」
ヨウジ「う、浮気!?」
アスカ「わかってんのよ、何もかも!
よくも裏切ったわねえええええ!」
金切り声を上げ、何が何だか
という顔をしている夫を、
力づくでリビングへと連れて行く。
ひたすらうろたえている夫を、
今度はフライ返しを握りしめた娘が
アカリ「パパ!信じられない!
何で、私やママがいるのに、
こんな事するの!!」
腕を振り上げて威嚇しながら
怒鳴りつける。
もう、夫はパニック状態だった。
ヨウジ「何なんだ!?浮気!?
何の事だ!?二人とも、
どうしたんだ!?」
アスカ「黙りなさい、裏切り者!
信じてたのに!」
アカリ「そうよ、パパのばか!」
ヨウジ「訳が分からない!
落ち着いて、順を追って話してくれ!
こんないきなり怒鳴られて……
あ、おい!アスカ!!」
何とか私と娘をなだめようと
している夫を振り切り、
私はテレビ台を蹴り飛ばした。
ゴゴンという、嫌な音がたった。
さらに追撃、ソファも
ばすんばすんと殴りつける。
アカリ「キャーっ!ママぁ!
だめ、●力はだめ!
そんな、だめだよ!やめて!
警察に捕まっちゃう!!」
アスカ「それがどうしたのよぉぉぉ!
許せない!信じてた夫の裏切りが
許せないのよぉ!」
私はすっかり錯乱状態で雄たけびを
あげ、顔色が髪のようになっている
ヨウジをにらみつけた。
そして、キッチンへ走る。
アカリ「ママ!そんなもの
持ち出したらだめーっ!」