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【第9話】来院した母親の診察中、子供が変な手の動きを→そのサインの恐ろしい意味が…

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【第8話】来院した母親の診察中、子供が変な手の動きを→そのサインの恐ろしい意味が…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 お相手の事を詳しく尋ねると、 歌舞伎町に務めるホストとのこと だった。 アヤカ「って言っても、 ダイキはすごく真面目なんだよ? 私の仕事にも理解があるし、 話題も合うし、楽なんだ!」...

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【第1話】来院した母親の診察中、子供が変な手の動きを→そのサインの恐ろしい意味が…
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本編

(ユウト君の事は、保育園の

先生方が毎日見ていてくれる

だろうし…きっと大丈夫だよね…?)

 

そう思いながらも、次第に

ダイキさんのことばかり

話すようになっていく

アヤカさんに不安は募り…

 

私はついにアヤカさんに、

「ユウト君に会いたいから、

一度連れて来てもらえませんか?」

とお願いしてみた。

 

数週間後、アヤカさんに

連れられてやって来たユウト君は、

最後に見た赤ん坊の頃の面影は

残っているものの、もうすっかり

「男の子」という感じになっていて…

年月の流れを感じずには

いられなかった。

 

スカミ「ユウト君〜!

大きくなって〜!!

先生、ユウト君が赤ちゃんの時、

会ったことがあるのよ?」

 

ユウト「…………」

 

スカミ「覚えてないよねw

ユウト君、すっごく

可愛かったんだよ〜!

すっかり大きくなっちゃって!

今、5歳だっけ?」

 

ユウト「…………」

 

アヤカ「ユウト!!返事は?!

すみません、この子…

最近妙に人見知りしちゃって…

ダイキにもイマイチ

懐かないんだよね〜!」

 

スカミ「いいんですよ。

いきなり病院に連れて

こられちゃって、

ビックリしてるんじゃないかしら。

まだ幼いんだから、

そんなに怒らないであげて下さい」

 

(アヤカさん、前にユウト君のこと、

ヤンチャで困ってるって

言ってたのに…)

 

ユウト君は、すごく大人しい…と

言うか、どこか暗い雰囲気を感じた。

 

(保育園の年長さんと言えば、

元気一杯の年頃のはずなのに…)