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【第４話】出産トラブルで嫁か子どもどちらを取るか判断することになった浮気夫
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 レイジ「俺、最初から 子供好きだって言ってたよね？」 スカコ「分かってるよ。 そういうところも好きなの。 私も、なるべく２０代で 産んでおきたいし」 レイジ「だったら」 スカコ「うん...
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2024.01.10
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2024.01.08
本編
スカコ「私にも、私なりの
人生設計があるの。レイジは
子供がたくさん欲しいんでしょう？
仮に３人産むとして、その後は？
産んでおしまいって
わけにはいかないのよ。
３人を何不自由なく育てて、
大学まで行かせてって考えると、
もう少し貯金が欲しいの。
それにマイホームも。
レイジ一人に、そんな負担をさせる
わけにいかないと思うからこそ、
私なりに考えてるのよ」
今にして思えば、可愛くない事を
言っていたかもしれない。
私としては、正論のつもり
だったのだけども。
正論なら何を言っても
いいってものじゃなかった。
むしろ、正論であればあるほど、
相手を怒らせる事もあるのだ。
当時の私は、まだ若かった。
そこまで考えが至らなかった。
レイジ「あー、そうかよ！
スカコが、こんなに協力的
じゃないとは思わなかったよ！
なんか騙された気分だ」
スカコ「何でそうなるのよ！？
誰もそんな事言ってないでしょ？」
レイジ「じゃあ、早く作ろう」
こんな感じで、話題は何度も
ループし、そのたびに夫と衝突した。
しかも、義母が参戦してきた。
ある休日に、アポなしで義母見参。
義母「レイジから聞いたわよ！？
あなた、子供を作りたく
ないんですって？女性として、
それはどうなの！？」
スカコ「違います！子供を
作りたくないんじゃなくて、
現実を見てですね」
義母「産めばどうにでもなるのよ、
そんなもの！」
