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本編
義母「じつは昨日の夜ね…
あの子から言われたの。
『これからは、もっと
頻繁に会いましょうね。
私、お義母さんと、もっと
仲良くなりたいんです』って…」
頬を染め、照れながら微笑む義母。
なんかちょっと可愛かったw
スカコ「良かったじゃない!」
義母「うん…それにね、
『私、お義母さんに嫌われたく
ないんです。悪い所があったら、
何でも言ってください』
って言うのよ…私、あの子のこと、
ちょっと苦手だと思ってたの、
あの子に伝わっちゃってたの
かしら…」
スカコ「まぁ…そうねぇ…
そういうのって、何となく
伝わっちゃうもんなんじゃないの?」
義母「そうよね…別に嫌なことを
された訳でもないのに…
悪いことしちゃったわね…」
と、ちょっと反省している様子。
スカコ「これから仲良くなれば
いいんじゃないの?アイリちゃんも、
そう言ってくれてるんだから。
一緒に旅行に行くんだし、
チャンスじゃないの!」
義母「そうねぇ…もうちょっとだけ、
心開いてみようかしら…」
スカコ「そんな警戒しなくても
大丈夫だって!w
まずは初めての旅行を楽しみなよ!
あ、せっかくだから、
お洋服も買いに行こっか!」
義母は嬉しそうに頷いたが、
義母「でも…今日は疲れてるから、
週末にして…」
スカコ「ww分かった。お義母さんは
ね、元々可愛い顔してんだから、
そうやって笑ってればいいのよ!」
義母「か、可愛いって…///」
スカコ「いつも眉間に
シワ寄せてると、どんどん不満顔の
ババアになっちゃうんだからね!
ほら!眉間のシワが
深くなってるよ!」
義母「えっ!?」
私が脅すと、義母は眉間に手を当て、
バタバタと鏡を見に行ったw
義母「やだ〜!も〜!!」
洗面所から聞こえてくる情けない声
に、私は思わず吹き出してしまった。
スカコ「意地悪ばっかり言ってちゃ
ダメなんだからね〜!」