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【第２話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ！」→私は生きる気力を失い屋上へ…
前回の内容はこちら▼ こちらもおすすめ▼ 本編 リョウ「スカコは俺の好みを よく分かってるよな〜！」 リョウ「本当に、スカコは 気配り上手だよな〜！ そういうとこ、最高だよ！」 リョウ「スカコと一緒だと、 ホント居心地が良いよ！」 交際期間...
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2023.11.20
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【第１話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ！」→私は生きる気力を失い屋上へ…
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2023.11.20
本編
私は嬉しさで涙ぐみながら、
幸せを噛み締めたのだった…
……ところが……
結婚前は、
リョウ「俺、家事って結構得意な方
だよ！炊事洗濯は一通り出来るし…
特に掃除が好きで！綺麗にすると
気分もサッパリするんだよな！」
などと言って、家庭的アピールを
していたリョウは、結婚後、最初こそ
家事に協力的な様子を見せていた
ものの、次第にやらなくなっていき…
気付いた時には、部屋の掃除や
片付けはおろか、自分がやった
始末すらまともにしなくなっていた。
服や靴下は部屋のあちこちに
脱ぎっぱなし…
物は出したら出したまま…
（家事が得意って言ってたの、
何だったのかな…？
『特に掃除が好き』とか
言ってたのに…掃除どころか、
散らかしてばっかり…）
スカコ「ねぇリョウさん、
もう少しだけ家事に協力して
もらえると助かるんだけど…
せめて自分の服くらいは…」
堪りかねた私が言い出した途端、
リョウは、それまで見たことの
無いような険しい表情を浮かべて
こう言った。
リョウ「はぁ？スカコ…
何言ってんの？？俺は一日中
仕事して帰って来たんだぞ！？
専業主婦なんだから、
家事は全部スカコの仕事だろ！？」
スカコ「え…でも…
脱いだ服くらい…」
リョウ「スカコには親が居ないから、
普通の家庭がどういうものか、
全く分かってないんだよ！！
家事なんて、全部完璧にやったと
しても、俺がこなしてる仕事量には
遠く及ばないんだぞ！？
それなのに、俺に向かって文句を言う
なんて…どういうつもりだよ！！」
スカコ「…………」
普通の家庭を知らないと言われると、
私は何も言い返せなかった…
（だけど…リョウの希望で
専業主婦になったのに…
こんな風に言われるなんて…）
