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本編

結婚すれば幸せになれると思ってた…

もう独りぼっちじゃなくなるし、

お互いを大切にしながら、

愛し愛されて生きていけるんだと

思ってた。

 

だけど……

 

私の名前はスカコ。27歳。

25歳の時に4歳年上の

夫・リョウと出会い、昨年結婚した。

幼い頃に両親を事故で亡くし、

父方の祖父母に育てられた私は、

20歳の時に祖父を、

22歳の時に祖母を亡くし、

独りぼっちになってしまった。

 

母方の祖父母もとうに

亡くなっており、親戚もおらず…

私は大学を卒業したばかりで、

天涯孤独となってしまったのだ……

 

「1人の時間が好き」などと

言う人は、きっと本当の孤独を

知らない人なのだと思う。

たとえその場は1人でも、

帰る場所や心の拠り所があるから、

人は1人を楽しめるのだ。

 

本当の孤独を知ってしまったら、

人は1人を楽しめなくなる。

怖くて、寂しくて、

どうしようもなくなるのだ…

 

祖父母は私を心から愛してくれた

ものの、両親と過ごした記憶が

ほとんど無い私が、

幸せな家庭に対して、

憧れや執着を抱いてしまったのも、

当然の事だったのかもしれない…

 

リョウと出会ったのは、会社の同僚に

誘われて行った合コンだった。

合コン慣れしていない私は、

どう振る舞えばいいのか分からず、

場を盛り上げる事など

とても出来なかったが、

 

そんな私に対しても、

リョウは優しく話しかけてきて

くれて、色々と話を聞いてくれた。

帰り際に連絡先を交換すると、

リョウはその後、熱心にアプローチを

してくれて、やがて交際が始まった。