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【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 役所で手続きの際、 教職員研修がある、 午前で終了の日を教えられいた。 それというのも、申し合わせが 必要な事情があったから。 私はアレルギー体質、 しかも割と重症だったのだ。 アレルゲンは牛乳を始めとして、 乳...
本編
医師「いいですか?
アレルギーを甘く
見ないでください。
命に関わります。
問題がない人にとっては、
栄養満点の理想的な食べ物でも、
アレルギー患者には毒。
それも、猛毒です。
スカ美ちゃんだけの
問題ではありません。
学校の先生方は、
理解を深めて、くれぐれも
甘く見ないように。決して、
好き嫌いではありません」
熱弁をふるってくれたそうだ。
医師の熱意が伝わってか、
少なくとも私が通った学校では、
アレルギーに対して
慎重になってくれた。
ちょうど、全国問題に
なりつつある時期と
重なったのも幸いした。
母は徹底していた。
医師が身を乗り出して、
会議室に集まった教育委員会の
お偉いさん達に力説する雄姿を、
録画までしていた。
もし理解が足りない人に
出会ったら、この録画を
見せるというのだ。
母「娘の命を左右するかも
しれない、重大な問題よ。
せっかく先生が頑張って
くださったのだから、貴重な
場面を録画させてもらったわ」