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【第6話】結婚式で新婦に顔面ケーキをする新郎友人→新郎は爆笑し…

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【第5話】結婚式で新婦に顔面ケーキをする新郎友人→新郎は爆笑し…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ケンゴ「そっかあ、 お互い様って感じだな。 だからと言って、母さんに無理して 付き合わなくてもいいよ、 うざかったら俺に言ってね」 スカミ「うざくない! 全然うざくないよ、私は受け入...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】結婚式で新婦に顔面ケーキをする新郎友人→新郎は爆笑し…
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本編

ちょっとした雑談のつもりで、

ケンゴとの式にまつわる

やりとりを話してみたら、

義母の表情が急に曇った。

 

義母「あの子、

まさかとは思うけど……」

 

スカミ「え?お義母さん!?

まさかって、どういう意味ですか」

 

私もドキっとした。

ケンゴが、やばい界隈の人と友人関係

にあるとか、そんな予感がしたのだ。

明るい彼に、そんな裏の一面が!?

ついつい緊張してしまう。

義母は私の様子に気づいたようで、

軽く苦笑いを漏らした。

 

義母「スカミちゃん、落ち着いて?

裏稼業みたいなイメージ持ってない?

そこまでじゃないわよ。

ただ何て言うか、聞いてるかしら。

高校時代のケンゴは、

やんちゃ系の友達が多かったのよ。

といっても本格的な

ヤンキーではなくて、

クラスによくいるお調子者というか、

悪ノリが行き過ぎるというか、

そんな感じの」

 

スカミ「それなら聞いています」

 

義母「特に先生方の手を焼かせた、

悪ガキグループのリーダー格が

いてね。マサシっていうの」

 

スカミ「マサシ。

聞いた事はないです。

高校のクラスメートですか?」

 

義母「そう、3年間一緒だったのよ。

路上で爆竹鳴らしたり、

人に向けて『花火シャワーだ』

ってやらかしたり、

よく学校に呼ばれたわ。

危うく停学になるところ

だった事もあるのよ」

 

義母は遠い目をして語った。

私は、心の中で軽く(うわぁ)

となりながら、話を聞いた。