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【スカッとする話】 結婚したコトメが嫁いびりに耐えきれず逃げ帰ってきたので…【第12話】
前回の内容はこちら▼ 本編 しゃっきりしゃべれと 言ったり、黙れと言ったり。 どっちなんだろう。 義母のダブルスタンダードを 見ていると、冷めた気持ちは どんどん急降下していった。 こんな分からず屋に 言いたい放題されていた 私って……。 ...
本編
スカ子「そっか、私、
毎日嫁いびりされてるんだね」
しみじみと言って、
ついでに笑ってみた。
みんな完全にフリーズ。
義母は、口を
ぱくぱくさせている。
スカ子「だって、朝の
シャワーがダメ?
だったら、毎晩残り湯で、
追い炊きも出来ない、
シャワーどころか、
手桶に5杯しかお湯を
使っちゃダメな私は?
朝6時に寝室のドア叩かれる?
だったら、朝4時半に起きても、
いいご身分だねと嫌味言われて、
おはようの挨拶も
できない私は?」
アイ「え……?」
スカ子「それを2年。
早く寝なきゃ身が持たないけど、
先に寝たらマナブに
文句言われて、しかも
お義母さんに夫婦生活がどうの、
跡継ぎがどうの、って
さんざんプライバシー侵害
されてる私は?
嫁・い・び・り
されてないとでも?」
伝統工芸の継承に、
これらの事は、まったく
ちっとも何にも関係ないわ!
無駄にプライドにしがみついた
私って、あー、ばかみたい。
そこまでまくしたてると、急に
義父が土下座状態になった。