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【第3話】夫から酷い仕打ちを受け続けた私→わずか10歳の息子の復讐劇がヤバすぎた
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 またすぐお酒をあおり始め、 やがて酔いが回ると、 ユタカ「おいっ!焼酎がもう無いぞ!! 今すぐ買って来い!!!」 アスカ「えっ…もう飲んじゃったの…? ビールならまだ有るけど… 時間...
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【第1話】夫から酷い仕打ちを受け続けた私→わずか10歳の息子の復讐劇がヤバすぎた
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本編
アスカ「痛い!!やめて!!!」
私が叫ぶと、ようやく
正気を取り戻し、
ユタカ「アスカ…
ごめん…ごめんね…」
と、自分も泣きながら私を抱きしめ、
「俺が悪かった、もうしない」と
謝罪を繰り返すのだった…
もちろん、シラフの時に
何度も話し合った。
だがユタカ曰く、お酒は
『唯一の楽しみ』だから、
やめられない。
お酒が飲めないと、仕事も、
この生活も、頑張れない。
もう絶対に●言も吐かないし、
●力もふるわない!!
酒の量は減らすから!!!
と涙を流しながら誓い、
深々と頭を下げて謝るのだが……
その誓いが3日と続く事はなく……
お酒を口にした途端、
歯止めが効かなくなる感じで、
また深酒し、酔っ払って、
●言、●力…その繰り返し……
それでも私は、ユタカから離れよう
とはどうしても思えなかった。
お腹の中の赤ん坊の存在も
大きかったが、何より
ユタカを愛していたのだ。
お酒を飲むようになる前の、
あの幸せな生活を、
どうしても諦められなかったのだ…
シラフの時のユタカは、
酒に酔ってしでかした事を
本気で後悔しているようだったし、
酒が抜けている時は、以前と同じ、
いや、以前にも増して優しい、
良い夫なのだ。
(お酒を飲むとおかしくなっちゃう
けど、本当のユタカは、穏やかで、
真面目で、優しい人なんだ…
悪いのはユタカじゃなく、お酒。
お酒さえやめてくれれば、
元のユタカに戻って、また幸せに、
楽しく暮らせるはず!
生まれてくる赤ちゃんの為にも、
ここで私が踏ん張らなくちゃ…!!)
私は子供が生まれる前に、
ユタカの飲酒を何とか
やめさせようと考え、こう宣言した。
アスカ「このままお酒を
飲み続けるなら、離婚するから!!」