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【第13話】双子を出産直後、アポ無しで我が家に来る姑「嫁イビリに来たわよ!」
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 姑「双子の赤ん坊がいるって いうのに、こんなに遅くまで 飲んで帰って来るなんて… スカコさんに申し訳ないと 思わないの!?」 ユウタ「えっ?申し訳ないって… 何で??俺、何か悪い事し...
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本編
姑が私の味方になってくれたことで
勇気が湧いてきたのか、
私は、出産以来ずっと言えずに
我慢していた事を、
初めてユウタに言えたのだった…
スカコ「それにユウタは、
週末や祝日は仕事が休みで、
ゆっくり過ごしてるじゃないの。
私には、休みなんて1日も無いのよ?
育児は24時間ノンストップなのに、
だよ?本当なら、仕事が休みの日
くらい、ユウタにも育児や家事に
参加して欲しいのに!」
私は、『手伝って欲しい』ではなく、
『参加して欲しい』という
言葉を選んだ。
『育児や家事は、夫婦が協力し合う
べきもの』だという大前提に、
気付いてもらいたかったからだ。
姑「ユウタはスカコさんのこと、
『家事が出来なくて困る』って
愚痴ってばかりいるけど、
ユウタはどうなのよ?
スカコさんよりも上手く、育児と
家事の両方をこなせるって言うの?
どうせ出来もしないくせに!www」
姑のあからさまな挑発に、
ユウタはまんまと頭に
血が上ってしまったようで、
ユウタ「だったら!今度の週末、
俺がスカコよりも完璧に、
育児と家事をこなしてやるよ!!
スカコには、欲しがってる
『自分の時間』ってのを、
2日間やろうじゃないか!
我が家でノンビリ過ごすなり、
実家に帰るなり、
好きにすればいいよ!
双子達の世話も家事も、
1人で充分こなせるって事を、
俺が証明してやるよ!
その代わり、俺がちゃんと
こなせたら、2人とも俺に
土下座して謝れよな!!」
完全に墓穴を掘っている事に
気付かぬまま、ユウタは今週末、
2日間も、育児と家事を1人で
こなさなければならなく
なったのだった…ww