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【スカッとする話】娘が41度の高熱で緊急搬送されると貧乏人を見下す看護師に5時間待たされた!【第1話】
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本編
義父と夫も、診察に忙しい。
義実家は、市で一番古い
大きな病院を経営している。
今は、義父が院長、
夫は副院長だ。
こちらも、そろそろ
交代すると聞いている。
昼休憩はなかなかとれない。
特に内科と小児科を
担当する夫は、昼食を
食べ損なう事も多い。
私は、義母にドレミの面倒を
見てもらっている間に
二人分の弁当を用意して、
自宅から約1キロ離れた病院へ
届けるのが日課だった。
アスカ「こんにちは」
関係者専用の裏口から入る。
とは言っても、院内感染の
恐れもあるので、私は玄関から
先へは立ち入らないように
心掛けている。
私が顔を出すと、裏口にある
スタッフ休憩室から見えるので、
必ず誰かが対応してくれる。
今日はベテラン看護師長が
出てきてくれた 。
看護師長「奥様、お疲れ様です」
アスカ「師長さんもお疲れ様。
うちの人、まだ診察中?」
看護師長「はい、
さっき急患がいらして。
小さいお子様です」
アスカ「あら、かわいそうに」