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【第4話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 結婚後も仕事を続けるつもりだった 私に対し、リョウは 「奥さんには、 いつも家にいて欲しいんだ」 と、仕事はおろか、 パートに出る事にさえ難色を示した。 私は、 (そういうものなのだ...
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【第1話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
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本編
おまけに、家の中の物を勝手に持って
帰ってしまう事もしょっちゅうで、
ストックしておいた食材や
日用品がなくなっていて、
困ることも度々だった。
やがてストックをあまり
置かないようになると、
今度は堂々と買い物を
頼んでくるようになった。
義母「そうそう!うちのお米が
もうすぐ無くなっちゃうん
だったわ〜。スカコさん、
年寄りには重くて運べないから、
頼めるかしら?
あ、あとトイレットペーパーと、
ミネラルウォーターも
2、3本お願いね!
明後日まででいいから!」
もちろん義両親は
お金を払う気などサラサラ無く…
それなのに、リョウからは毎月
決められた金額しか渡してもらえず…
足りないと延々と説教されることに
なるので、私の独身時代の貯金を
切り崩すしかなく、
金銭的にも体力的にも精神的にも、
常にカツカツの状態だった…
後から客観的に考えると、
どこからどう見てもモラハラだし、
従う必要なんて全く無かったのだが、
その時の私は、ようやく手に入れた
家族を失いたくなくて、
必死だったのだ。
(悪いのは全部私…
リョウと義両親は、
私の為に言ってくれている…)
(リョウや義両親の言うことに
従って、完璧な奥さんに
ならなければ、捨てられてしまう…)
(もし捨てられたら、
また独りぼっちになって、
どこかで野垂れ●ぬことに
なってしまう…)
(このチャンスを逃したら、私はもう
二度と幸せになんてなれない…)